2018/10/02 16:10

中古のカセットテープはケースの状態や音質も様々ながら、カセット本体も状態が様々な状態の物があります。

一例では、ネジの錆びれやパッドとサスペンション(スポンジ部分)がカビていたりすり減っていたり(この状態で再生すると音がモコモコとした出音になったり、音が左右に揺れたりします)、ハブ(テープを巻き取るリール部分)のギザギザ部分が歯抜け状態になっていたりするものもあります。このまま再生すると速度が不安定になることもあり、これでは音楽を聴くせっかくの癒しの空間が台無しとなってしまいます...

当店ではこれからもカセットを末永く愛聴してもらえますよう、一部が破損していたり部品が劣化、欠落している場合、現在でも入手可能な部品と交換を行い販売をしています!もちろん、今でも使用できる部品部分は当時製作されたオリジナルのままの状態を保持します。
なお、交換作業を行ったカセットは各説明欄にどの部分を交換したのかを記載いたします。



↑リール部分が歯抜け状態になっているカセットテープ

そこで本体を開封し、新品のリールと交換する作業を行います。


今回は破損していたのはリール部分のみだったので、他の部品は交換を行わずにこのまま作業は終了し元の状態へ戻します。


リール部分を新品に交換したカセットテープ