1981年3月21日にリリースされたアルバム「A LONG VACTION」が発売から40周年を記念して、豪華で盛り沢山な「A LONG VACTION 40th Anniversary VOX」が完全限定生産にて発売されます！（大滝詠一関連のBOX表記は″VOX″といつも表記されます）

内容はアルバムの2021年度最新リマスター音源、セッション音源や未発表音源などを収録したCD4枚組、Blu-ray、LPレコード2枚組（当ボックスのみの高音質仕様）、デジタル配信、製作当時の資料などが掲載されるブックレット、当時のポスターや販促シート、プレスキットなどが封入される″ナイアガラ福袋″、またこのアルバムがリリースされる2年前の1979年に発行され、近年ではプレミア価格にて中古市場で取引をされていたイラストBOOK「A LONG VACTION （著者：大滝詠一　イラスト：永井博）」が、永らくの絶版期間を経て、遂に復刊が実現した本など、多種多様なロンバケがこのボックスには詰められています。

↑「A LONG VACTION 40th Aniversary VOX」のイメージ写真。右手のイラストブックの左下に見えるのが今回の復刻版カセットテープ。

さらに今回は、そのボックスの中になんと″ロンバケ″のカセットテープも納められています！

テープへ採用される音源は上記にも記した最新リマスター音源が使用されます。

30周年記念盤をリリースした2011年に、「40周年記念盤は2021年時点で流通している全ての音楽記録媒体でリリースする」との話を大滝詠一さんは周囲のスタッフへ話していたそうです。

近年の″アナログで音楽を聴く″という事が根付くまで、デジタルでの発売や配信などが多く、新しいアルバムや旧譜をカセットテープでリリースされるという事が殆どありませんでした。一般的には一度落ち込んだカセットテープが、再び広く流通し始め、聴かれるようになったこのタイミングでの発売は、一周回って奇跡的なカセット化と言えるかもしれません！

ちなみに近年の大瀧さんのアルバムのカセットテープ化としては、1972年にリリースされたファースト・アルバム「大瀧詠一」が、2018年、はっぴいえんどのラスト・アルバム、細野晴臣さんのファースト・アルバムの2枚と共に完全限定生産されました。

しかし大変生産数が少なかったため、すぐに品切れとなってしまい現在ではこの3本のカセットテープもコレクターズアイテム化へとなりつつあります。

↑ 2018年に完全限定生産発売されたアルバム「大瀧詠一」のカセットテープ。スリップケース表面写真（上）とスリップケースに納められているケースとカセット本体（下）

またSONY移籍後のカセットリリースは、1989年のリマスター版「A LONG VACTION」などのカセットテープ発売を最後に永らく途絶えていました。

大滝詠一「A LONG VACATION」のカセットテープについて

今回のカセットテープ化はその時以来となり、約32年振りのカセットテープリリースとなります！

CDとLPレコードの単体発売は決定しておりますが、現時点（2020年10月現在）カセットテープ単体でのリリースは発表されておらず、豪華VOXに納められるのみとみられています。

出来る事なら是非カセットテープ単体での発売も実現していただきたいですね🌴

ボックスがどんな感じなのかとても待ち遠しいです！

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A LONG VACATION VOX［4CD＋Blu-ray-Disc＋2LP＋カセットテープ＋ブックレット＋イラストブック＋ナイアガラ福袋］＜完全生産限定盤＞

″7つの顔を持つ″大滝詠一ファン

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